汚れた皿を部屋の前に置く夫
<写真> 夫が汚れた皿を子どもや私の部屋の前に置く。
どうやら、「これは皿を洗え!」の
サインらしい。
この前は、なんと上の娘・ハナのベッドの中に使用済みの皿が置いてあった。
もちろん、ご丁寧に掛け布団もかかっている。
「皿を洗え!」のサインにしては、少し度がすぎる。
しかも、夫自身は皿を洗わない。
自分は好きなだけ皿や大きな鍋やフライパンを使って、何週間放置されていても気にしない。
「皿を洗え!」は夫の得意技。
自分がイライラして家族にストレスをぶち撒けたいときに、
「何で皿を洗わないんだ!!」
と尋常じゃない程にブチ切れる。
冷静に考えると、皿を洗わないことは、そこまで大したことではないのだが、夫は相手に罪悪感を感じさせるのがとても上手いので、その精神への負担は半端ない。
夫は人をバカにする天才である。
私は20年程これに耐え、渦中で生きてきたので、全部、不甲斐ない私のせいだと思ってきた。時には泣くこともあった。
自分の能力の低さと、絶望感で、言葉にできない熱いものが喉の奥から突き出て来る感じがした。吐きそうになった。
私の自己肯定感は驚くほど低くなってしまった。